勝手にシネマ談義vol3
お待たせしました(?) 勝手にシネ談vol3でございます。
今回の映画は、周防正行監督、加瀬亮さん主演作品、
「それでもボクはやってない」です。
周防さんは、言わずとしれた「SHALL WE ダンス?」の
メガホンをとった名監督であり、主演の加瀬亮さんは、
あの「硫黄島からの手紙」で憲兵役で出演された、俳優です。
映画を観て率直な感想を言えば、
「極力、電車には、乗りたくない。」ですかね。
痴漢という犯罪行為と、留置所に入るという事、また裁判をされる事
などの、近くて遠く、遠くて近い感じの題材だったわけですが、
正直、「こわっ!」って思いましたね。
「やりました。」と認めれば、簡単に自由の身になり(もちろん前科モンですが)
「やってない」と言えば、何日も拘留され、その間にも犯人と
決め付けられた様な取調べ、拘留中の一時的な同居人(?)たち。
とまぁ~、極度のストレス状態が延々と続くわけです。
もしこれが本当で、自分の身に起きたら・・・って考えると、「こわっ!」
私自身、勤めていた時は地下鉄を利用していましたが、
やっぱり気を使いました。つり革は、両手で持っていましたし、
極力、混んでないところ探し、出来ればオジサンの近くにいました。
(それはそれで整髪料と加齢臭との戦いの始まりなんですが・・・・。)
世の電車通勤をしている男性諸君!この映画を観ましょう。
そして、ラストシーンでの主人公の、台詞を聞きましょう。
それがすべてです。 そんなモンです。頑張りましょう、企業戦士たちよ!
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コメント
基本的に電車に乗る生活ではない僕は、乗車するとキョロキョロしてしまいます。
痴漢行為。なんだか別世界の響きですが、本当にする人がいるから疑われる人もいるんですよねぇ。
いずれにしても「触らぬ神に祟りなし」ですね。
いや、この映画を観ればそうとも言えないかも?
投稿: よ | 2007年3月12日 (月) 01時06分
よ さんへ
おっしゃる通りですね。私の場合、意識しすぎ
なのかもしれませんが、傍から見たら、
威嚇に見えてるのかなぁ~(笑)
見た目で判断される事の多い私は、内心ドキドキです。
投稿: REGISTA | 2007年3月15日 (木) 13時47分